30代からのロッククライミング

自分のやりたいことを問われて早10年。(30代からのロッククライミング、ウェイトトレーニング、ピアノ、海外旅行、仮想通貨自動売買ツール開発など)

指を怪我しない方法

今回はホールドを握るときの、指のフォームについてです。

握り方によって、ケガを防ぐことができるので、参考にしてみてください。

■指をそろえる

私も、クライミングを始める前までは知りませんでしたが、ホールドを握るとき、基本的に隣同士の指を密着させるようにして、握りこむというのが良いようです。

例えば、4本指で持てるホールドがあるとします。これを掴むとき、それぞれの指同士が接触せず、離れた状態で握りこむのは良くありません。

必ず、4本の指の隣同士がピタッと密着した状態にしてください。気持ち隣同士の指を押し合うようにしてみると良いかと思います。

3本の指でしか持てないときは、その3本を密着させてください。2本の時も同じです。

■力が分散される

指を密着させることによって、それぞれの指にかかる力を分散できます。

逆に、それぞれの指を離した状態で握ると、かかる負荷が均等に分散されません。

そのことによって、ある1本の指に特に負荷が偏ってしまったりして、危ないです。複数の指でつかんでいるのに、ある1本の指だけに負荷がかかり、つまり、結果的に1本の指に全体重がかかってしまうということがあり得るのです。

それを防ぐために、必ず、指同士を密着させて、力が分散されるようにしてください。

■特にカチの時は重要

持ちやすいホールド、ガバホールド、スローパーなどでは、特に危険性は低いかと思いますが、カチもちをする時には注意が必要です。

カチもちでは、一番指に負荷がかかりやすい持ち方です。カチもちの時に、指を密着させていないと、負荷がかたより相当危険です。必ず、密着させましょう。