30代からのロッククライミング

自分のやりたいことを問われて早10年。(30代からのロッククライミング、ウェイトトレーニング、ピアノ、海外旅行、仮想通貨自動売買ツール開発など)

トレーニング頻度

Training
Training / MartialArtsNomad.com

経験から週2回が現状最適だと思いました。

それはなぜか。 十分なレストが取れることです。 十分なレストを取れることにより、

・パワーが向上する ・怪我をしない。

私は、クライミング歴1年半ですが、始めた当初1年は上手くなりたい一心でした。 なるべく多くの練習を詰み、早く上手くなりたい。 グレードをどんどん上げていきたい。 そんなふうに思っていました。

しかし、 ・クライミングジム:週2回 ・自宅でも筋トレ(指保持力、懸垂):週2回程 を続けようとしていましたが、指関節の痛み等が起こってしまいました。

そうなると、 ・本格的な怪我を恐れてレスト期間を2、3週間とったり ・無理してトレーニングを続けてしまいさらに指関節に違和感が出たり と、コンスタントトレーニングを続けることができませんでした。

上記のような、週4回のトレーニングは少ない量と思っていたのに、実際は身体はおいつかず、回復しませんでした。その状態でクライミングをしてもイマイチ力が入らない。前よりも弱くなっている。というような感覚がありました。

成長しない自分に悲しくなり、クライミング自体にも楽しさや、続けていく自信もなくなりそうになっていました。しばらくの間、グレードは伸びず、むしろ、退化しているような感覚さえありました。

上手くなりたい、ほかの人よりもいち早く。強度のあるトレーニングを頻回に行えば達成できる。クライミングが好きな人ならわかると思います。みなさんそうでしょう。

でも、一定の時間はかかるのです。年齢にもよると思います。回復にかかる時間が違います。

私は30代前半です。20代のころからは回復スピードが落ちています。10代と比べたらなおのことです。その現実をしっかりと理性的に受け入れる必要があります。自分はまだいけると思いがちですが、体は正直です。無理すると怪我となって現れてしまいます。怪我をしてしまうと、トレーニング中断が余儀なくされ、上達は滞ります。やはり、冷静に自分の体を見つめることが大切だと思います。

私の場合、現状、週2回が最適かと感じています。

月曜日、金曜日にジムに行く。火水木、土日とレスト日が確保できます。中3日、中2日。 3日も休むので、上手くなるのか、むしろ弱くなってしまわないのか、と心配になります。

しかし、3日休んだ後のクライミングは実に力が入ります。確実に前回より強くなったと感じます。指関節の痛み、違和感、疲労感、などが消え、十分なレストによって超回復が起こり、筋力がアップしています。

精神もまたフルパワーで登るぞとなります。身体、精神、ともにリフレッシュされた状態で挑めるのです。その時のクライミングは楽しいものです。まるで、クライミングを始めたばかりのあの感じです。痛みも知らず、ただ楽しさで登っていた時の初心を。

身体、精神ともに準備万端の状態なので、フルパワーでトレーニングすることができます。 その結果、身体がトレーニングの負荷によって刺激され、超回復をまたレスト中に引き起こすことができるのです。

コンスタントに、この循環を回していくことがクライミング上達への第一歩なのだと感じています。