30代からのロッククライミング

とりあえず2級を目指す!

クライミングに前向きになる法則

Positive
Positive / Damian Gadal

別の記事「1つ上のレベルに達するためには -最も弱い環の法則-」でも書きました。

複数の環によって連結されたチェーンは、全体のチェーンの強度は、一番弱い環の耐久性に依存してしまいます。

これと同じように、クライミングも同じように考えます。ルートの中のある一つのムーブができないだけで、たとえ、その他のムーブが全てできたとしても、そのルートは完登できないということです。

つまり、既にできることをトレーニングするのではなく、出来ないこと・苦手なことをトレーニングすることによって、上達することができるという話です。

今回は、最も弱い環の法則を念頭においたクライミング上達を意識することによって、クライミング自体に対するマインドも前向きにすることができるということです。

苦手は嫌なもの?

クライマーにとって、苦手なことはあると思います。私ももちろんあります。

苦手ムーブに出くわしたときは、嫌な気持ちがします。筋力が足りないと思うときもあります。

通常は、苦手なことを意識するとき、ネガティブな感情になります。「このムーブか、やだな」「苦手だから、この課題はやめよう」「懸垂の筋トレは割と好き、でもデッドハングはしんどいからやだ」など。

さらに、「なんでこんなに苦手なことが多いのだろう」「苦手な課題ばかりで、もう登る気がしない」「登れない課題ばかりで、つまらない」「クライミングがつまらない」「クライミングをしていると嫌な気持ちになる」に至ってしまうかもしれません。

むしろ苦手を探す

しかし、この法則を念頭におくと、考え方ががらりと変わります。

なぜなら、自分の苦手なことがなんなのかを知らなければ、トレーニングができないからです。苦手がなければ、トレーニングすることがなくなるからです。

ですので、クライミングのスタンスは、「苦手を探す」ことになります。自分の苦手なことはなんなのかを探すようなクライミングをすることになります。

ジムで課題を登るとき、できないムーブはなにか。そのムーブができないのはなぜか。身体の使い方に慣れていないせいなのか。それとも、筋力が足りないせいなのか。

また、完登できる課題でも、嫌な気持ちになるムーブはなんなのか。完登はできたが、苦手意識がある部分があったのでは。

このように自分の苦手なものを探していく姿勢となります。どんどん突き詰めていって、自分の苦手なムーブを突き止めます。そして、それを解決するようなトレーニングをくめるようになるのです。

つまり、苦手に遭遇したとき、苦手を意識したとき、の感情が、ポジティブになります。むしろ、苦手なことを知れたとき、喜びを感じるようになります。「なるほどこれが苦手なのか」「これでトレーニングが組めるぞ」「苦手も何度も反復すれば、慣れるし得意になるし、やったー!」と言う具合です。

「できない」ことにネガティブにならずに、「できないことが分かって、それをトレーニングによって、克服できる」ことにポジティブになれるのです。