ウォームアップ、クールダウンにスロージョギングが使える!?
スロージョギングとは
スロージョギングという言葉聞いたことありますでしょうか?
スロージョギングとは、ジョギングよりもゆっくり走るやり方です。速度としては、歩いているのに近い速度です。
歩く場合は、左右交互に地面を静的にけっていきますが、スロージョギングの場合は、動的にけるような形です。少しジャンプ動作のようなけりが加わります。
しかし、普通のジョギングのように、両足が宙に浮いた状態にはなりません。どちらかの足が地面についた状態になります。
イメージしやすいのが、前に移動せずその場で足踏みしてください。そうしましたら、軽く地面をけるようにします。そうすると、上下の揺れが少し発生します。腕は、伸ばした状態ではなく、軽く曲げた状態のほうがやりやすいです。
その状態で、前に進んでみます。速度は歩くような速度です。
ジョギングは膝に負担がかかる
普通のジョギングは、両足が宙に浮く状態になり、片足で地面に着地することがあるので、膝などに衝撃がかかります。
ですので、クライミングなどで、脚が非常に疲労した後に、普通のジョギングをすると、結構節々が痛くなることがあります。
そういうことが蓄積すると、膝を痛めることもあると思います。
ですので、スロージョギングで膝への負担を減らし、しかし、有益な有酸素運動のメリットを享受することができます。
ウォーミングアップに使える。
まず、スロージョギングは、クライミングや激しい筋トレ前のウォーミングアップとして使えます。
低刺激ながら、体中の温度を高めることができます。それはウォーキングよりも効果が高いです。
実際、私も行っていますが、同じ時間だけやった場合、スロージョギングのほうが体の温まり方が早いです。また、脚の動きが動的なので、実際のクライミングや筋トレ前の準備として有益だと思います。
クールダウンに使える。
スロージョギングは、メインの運動後にも行うことができます。
クライミングや、激しいトレーニングの後は、乳酸がたまっていますね。体中に疲労物質が残っています。それらを血流を良くしてあげることによって、しっかりと循環させ、排出する方向に助けてあげるのが大切です。
スロージョギング程の強度で有酸素運動を行えば、疲労を素早く流すことができます。
また、上にも書きましたが、激しいトレーニング後には、体はぼろぼろで、痛みが出るところもあると思います。そういう時に、普通のジョギングは足腰に負担がかかりすぎて、行えない時でも、スロージョギングならできます。このような場合も有効ですね。
アクティブレストにも使える。
トレーニング日の合間の、レスト日のアクティブレストを実現する軽めの運動としてもスロージョギングは使えます。
ほとんど疲労しませんし、体の血流を良くさせるので、有効な手段ですね。