トレーニングしたことが結果にでる
トレーニングしたことが結果にでる
別記事「公園のうんていは使える」で書きましたが、ここ最近、犬の散歩がてら、毎日うんていでトレーニングしています。
うんていのグリップ部分は、円柱形でつるつるした素材でできています。ですので、素手だと滑りやすいし、豆もできやすいので、滑り止め付きの軍手を使っています。
しかも、握り方はガバホールドと同じように、指の付け根部分までしっかりと握りこんでいます。これは、うんていでは滑りやすいので落下防止のためにしています。
公園のうんていでは、ジムのようなマットは敷かれていません。ですので、落下した場合は、直で衝撃を受けます。誤って、頭から落ちてしまった場合は、大事故が起こってしまうと思います。
それこそ、クライミングのみならず、自分の人生まで支障をきたすようなことにもなりかねません。しかしながら、自己責任になります。やはり、安全を第一に考えてやるべきだと思います。
■ガバっと握ってトレーニングした結果
毎日ルーフのようなうんていでトレーニングしたせいか、急傾斜に強くなりました。
しかし、安全のため、指の付け根部分までしっかり握りこんでトレーニングしていたため、指の力が向上していないような気がします。
急傾斜で、ホールドが大きめの課題は、登ることができるようになったのですが、逆に、緩傾斜では、同じグレードでもホールドが小さくなり、指の先での保持力を求められるので、力が入らなくなっています。
■トレーニングしたことが結果にそのままでる
うんていでの、引き付け、脚を上げること、身体を壁に近づけること、キャンパなどは、毎日やってるので、強くなりました。
しかし、指先の保持力に関しては、トレーニングしていなかったので、現状維持、もしくは、衰えたと感じました。
以前までは、ロックスリングスで荷重をかけて、デッドハングを2日置きぐらいにやっていたので、指先の保持力は強くなっていたのですが、やはりやらなくなると落ちる一方ですね。
ですので、トレーニングしたことがそのままジムでのクライミングの結果に出てくるのだと再認識しました。
■指先の保持力はどう高めるか
安全性の観点から、うんていでは完全に握りこむグリップでトレーニングしていました。
一番危険なのは、身体が水平以上になるような姿勢になるときで、手が滑って落下したときです。うんていで、ルーフ課題をやっている時などですね。
ですので、それ以外のトレーニングのとき、キャンパ、フロントレバーのときには、第二関節までで保持するようにしようと思っています。
第2関節までで、今までやっていたキャンパなどと同じレベルの課題がこなせないときは、完全に握りこむグリップでキャンパ課題を行い、第2関節までの保持では、できるところまで短めなキャンパをしたり、脚を台に載せて負荷を軽減させて行うなどして、徐々に保持力を上げていくようにします。
また、第2関節までの保持で、課題を作ります。秒数を指定するデッドハングでもいいですが、私はつまらなく飽きてしまうので、保持しながら同じ棒上をスライドさせながら移動するなど、課題を作ってやっています。