筋トレは、まじめにやると精神的にくる!
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まじめにやると精神的にくる。そんなの当たり前じゃん!と思う方は、この記事は意味ないかもしれませんが、私は、最近になって知るようになりました。
筋トレの基本は、オールアウトです。
他の記事でも紹介させていただきましたが、基本のセットというのが、オールアウトするまでのレップ数×3セット、です。
それぞれのセットで、きれいなフォームのまま、その動作ができなくなる瞬間までのレップ数を行います。これによって、それぞれのセットでオールアウトさせたことになります。
低、中、高重量のいずれを使った場合も、基本的にはオールアウトするまでというのが、各セット数の基本となります。
ですので、結果的に、各セット、自分の限界まで追い込まないといけないことになります。オールアウトにたどり着くまで、自分の筋肉に少しも力が入らなくなるまでに達するまで、非常に筋肉が痛みます。
疲労物質がたまりにたまって、筋肉が痛くなって、それでも、最後の力を振り絞ってオールアウトさせるのです。
この記事を書いているだけでも、あの痛み、あの振り絞る感じを想像して、つらさを思えます。本当に精神的にくるのです。
私は、以前、10RMで10レップの筋トレを行っていたことがありますが、今考えると、10RMと言いながら、10レップ繰り返してオールアウトはしていませんでした。
10RMとは10レップ繰り返せるか繰り返せないかの強度のことを表しますので、10レップでオールアウトしなかったことを考えると、10RM以下の重量で行っていたのだと思います。
やはり、結果はそんなについてきていなかったと記憶しています。筋肉の発達は、あまりなかったのかなと思いました。
唯一、例外として、片足スクワットで上げ下げそれぞれ5秒ぐらいかけてゆっくり5レップ×3セット行っていたことがあるのですが、これは、私にとっては5RMだったのだと思います。
他の筋トレと違い、相当負荷が高かったので、筋トレ前に気合を入れないといけませんでした。また、筋トレ中にも声が出るような感じです。「おりゃー!」みたいなかんじで、気合で上げるみたいにです。
筋トレ後にも、疲労感が半端ないですね。ももがしばらく、力が入りにくくなり、グラグラいうこともあります。
つまり、精神的にくるのが本来の筋トレなのです。
そう考えてみると、最終的には精神的に強い人が、強い筋肉をもちえるということになります。
卓越したアスリートはやはり、精神力がちがいますよね。スポーツは筋力だけではなく技術も大切ですが、やはり筋力は大切なので、精神力があるとアスリートとして成功しやすいのかと考えました。
精神力のない、しかも、プロアスリートを目指しているわけでもない、でも、やるんだったらクライミングうまくなりたいという私はどうすればいいのでしょうか。これについては、別の記事で考えていきたいと思います。