30代からのロッククライミング

自分のやりたいことを問われて早10年。(30代からのロッククライミング、ウェイトトレーニング、ピアノ、海外旅行、仮想通貨自動売買ツール開発など)

公園のうんていは使える

Monkey Bars
Monkey Bars / kinwart

こう仕事で忙しいと、やっぱり頻繁にはジムに行けないですよね。でも、登るという行為を頻繁に行うと、それだけ成長が早いと思います。

できるだけ毎日、クライミングと同様な強度で登ることができればいいですよね。ジムに通えればいいのですが、難しい場合の話です。

私の場合は、歩いて15分ぐらいのとこでしょうか。公園があります。そこに、犬の散歩がてら行くのですが、ちょうどうんていがありまして。

当初はうんていなど気にも留めてなかったのですが、インターネットで動画を見ていたら、うんていを使って色々すれば、良いトレーニングになるなと気づきました。

以下の動画は、1:42からうんていトレーニングしています。こんなおじいちゃんになりたい!

うんていで何をやっているか

基本的に、うんていで課題を作ってそれをやっています。自分のレベルに合わせて課題を作っています。

また、ロックオフの力を向上させたい場合は、ロックオフを課題のなかに組み込んで、鍛えられるようにしています。腹筋を鍛えたい場合は、ルーフで移動中に、脚ブラにして戻す、を入れ、腹筋に負荷がかかるようにしています。

他のトレーニングと違うところは、楽しみながら鍛えられるというところです。

筋トレといえば、懸垂、レッグレイズ、デッドハング等あります。これらを、純粋な筋トレですると、例えば、懸垂10回×3セット(インターバル1分)というような感じになりますよね。

このような純粋な筋トレは、筋肉を鍛えるために行う行為、だけに特化しているような気がして、楽しくないです。正直言って。ピンポイントで筋肉に刺激を与えることができるので効率的なのかもしれませんが、つまらないのは続きません。

しかも、ポンポイントでやりすぎる危険性が高まるので、ケガもしやすいような気がします。

しかし、なにかしらの課題を作って、その完登を目指して楽しく登っている中で、自然筋肉が鍛えられるのは最高ですよね。

うんていの課題の例として下記に記載します。

・うんていの端から端に、ルーフを登るようにしている →ルーフで使う筋肉が鍛えられます。片道でやったり、往復したり、慣れてきて持久力を鍛えたければ、2往復、3往復と回数を増やしていけばいいと思います。回数といっても、純粋な筋トレのような意識ではなく、何往復後にゴールがあると考えて、完登に向けて頑張る意識が楽しく登るコツです。

・うんていの片側の側面のみ限定にして、しかも足ブラで。 →うんていの端から端に移動したらゴールなのですが、これは横向きに移動する感じになります。両手でジャンプするように横移動してもいいですし、片手毎に横に移動してもいいです。これは自分でどちらかの方法限定にしてもいいと思います。ジャンプするようにすれば、ランジ系の動きのトレーニングになります。また、片手ずつ横移動するのであれば、片手ロックオフのトレーニングになります。

自分の鍛えたい場所を考えて、課題を作るのは楽しいです。そして、現在の課題がだんだんと楽にできるようになったら、さらに強度の強い課題を設定すれば、どんどん強くなれます。

気づいたら、傾斜が強くても、楽に感じるようになると思います。現に、私は傾斜が楽になりました。これからも継続して、必要な筋力をアップさせたいと思っています。

以下の動画は、脚を使わないキャンパでやっていますが、こんな感じで遊びながらトレーニングします。

うんていの欠点

うんていは、保持力は鍛えづらいと感じています。ホールドと違って、円柱の形をしていて、握りこめる形をしているからです。ジムのホールドは、握りこめないホールドが多いですよね。ですから、保持力のトレーニングにはあまり向かないと思います。

しかし、やらないよりやる方がいいです。握りこめる円柱型をしていますが、やっているうちに、前腕はしっかりパンプします。ですから、少しは保持力の足しに立っているのだと思います。

保持力は、ジムトレでカバーするか、ロックスリングスでデッドハング等して、鍛える方針で行けばいいと思います。

毎日やると手のひらにタコができてしまう・・・

そうなんです。クライミングは毎日やると手のひらにタコができてします。そして、気にせず続けていると、皮がむけてしまいます。

めちゃめちゃ痛いです。血が出ますし、その後は素手では継続できなくなります。多くの人はテーピングして、登ってますよね。

うんていも同じです。タコができます。でも毎日やりたい。じゃあ、手袋使いましょう。

軍手、しかもすべり止め付きの軍手を使ってます。タコができにくくなります。

あと、滑りにくくなるので、滑って落下する危険も緩和できます。安全です。

特に、うんていはホールドのように、表面がざらざらしてません。良く滑ります。ですから、軍手を使うと良いと思います。

飽きたらやめる。これが意外と筋力アップへの近道

うんていで毎日トレーニングできるとします。コツは、1日ごとのトレーニングですが、飽きたらやめることです。

だらだらと長くトレーニングしてもだめです。よれよれになって、へとへとになってはいけません。筋力使って、クライミングの動きができて、気持ちがいいな、と思える程度がベストかなと考えます。

なぜかと言うと、やはりケガ防止が一番ですね。毎日負荷をかけるのは身体にとっては負担ですから。

あとは、飽きないようにする。長時間ノルマをこなすように行うと、すぐ嫌気がさしてしまいます。遊び、の感覚でやるといいと思います。長続きすることが、成長への秘訣です。