段階を追うと着実にパワーがつく
フロントレバーが、筋トレにいいですよ
例えば、「フロントレバーが、筋トレにいいですよ」と、どこかで勧められたとしますよね。
動画の0:16あたりがフロントレバーです。
やったことがない人は、普通に最初できません。ですから、筋トレにいい、と言われても、断念してしまうこともあるかもしれません。
段階を追うこと
しかし、このような動きを、定期的に行うことで、次第に筋力がついてくるのです。
上の動画内でも、段階的に負荷をあげていくことで、最終的にできるようになると説明しています。それも参考にしてほしいのですが、さらに私が付け加えたいことがあります。
フロントレバーの動きをやろうとして、全く水平状態で体を止めることができなくても、1回トライして、休んで、2回目やって、休んで、3回ぐらいやってみる。
1回1回のトライが、たとえ1秒とかでもいいんです。その1秒、必死で水平状態を維持できるように努力はします。1秒というのは短いですが、その1秒でも効き目があるといいたいのです。
筋トレは、10レップ×3セットが効率的といいますが、それを守ろうとすると、フロントレバーのトレーニングはいくらたってもできません。
ですから、それをやってしまうのです。1レップでも、それ以下でもいいから、それをやろうとしてみる、その動きをしようと努力して、筋肉に刺激を与えてあげるのです。
それをやっているうちに、体が作られ、レップ数や秒数が増えてくるのです。
体操選手もそうやっている
これは、オリンピックの体操選手の誰かが、特に筋トレはせず、競技の練習をする中で、自然と筋肉がつく、というような内容のことを言っていたことを参考にしています。
体操選手の筋肉はすごいですし、あれだけの筋肉が、筋トレではなく、競技で鍛えられたということも興味深いです。
ですので、フロントレバーを含め、片手懸垂、片手ロックオフ、片手デッドハング、補遺力強化など、さまざまな動きを、短くてもいいのでトライしてみて、筋肉に刺激を与え続ければ、最終的にはできるようになる、というトレーニング方法も試してみてもいいかと思います。