30代からのロッククライミング

自分のやりたいことを問われて早10年。(30代からのロッククライミング、ウェイトトレーニング、ピアノ、海外旅行、仮想通貨自動売買ツール開発など)

段階を追うと着実にパワーがつく

Steps
Steps / Tim Green aka atoach

フロントレバーが、筋トレにいいですよ

例えば、「フロントレバーが、筋トレにいいですよ」と、どこかで勧められたとしますよね。

動画の0:16あたりがフロントレバーです。

やったことがない人は、普通に最初できません。ですから、筋トレにいい、と言われても、断念してしまうこともあるかもしれません。

段階を追うこと

しかし、このような動きを、定期的に行うことで、次第に筋力がついてくるのです。

上の動画内でも、段階的に負荷をあげていくことで、最終的にできるようになると説明しています。それも参考にしてほしいのですが、さらに私が付け加えたいことがあります。

フロントレバーの動きをやろうとして、全く水平状態で体を止めることができなくても、1回トライして、休んで、2回目やって、休んで、3回ぐらいやってみる。

1回1回のトライが、たとえ1秒とかでもいいんです。その1秒、必死で水平状態を維持できるように努力はします。1秒というのは短いですが、その1秒でも効き目があるといいたいのです。

筋トレは、10レップ×3セットが効率的といいますが、それを守ろうとすると、フロントレバーのトレーニングはいくらたってもできません。

ですから、それをやってしまうのです。1レップでも、それ以下でもいいから、それをやろうとしてみる、その動きをしようと努力して、筋肉に刺激を与えてあげるのです。

それをやっているうちに、体が作られ、レップ数や秒数が増えてくるのです。

体操選手もそうやっている

これは、オリンピックの体操選手の誰かが、特に筋トレはせず、競技の練習をする中で、自然と筋肉がつく、というような内容のことを言っていたことを参考にしています。

体操選手の筋肉はすごいですし、あれだけの筋肉が、筋トレではなく、競技で鍛えられたということも興味深いです。

ですので、フロントレバーを含め、片手懸垂、片手ロックオフ、片手デッドハング、補遺力強化など、さまざまな動きを、短くてもいいのでトライしてみて、筋肉に刺激を与え続ければ、最終的にはできるようになる、というトレーニング方法も試してみてもいいかと思います。