PayPalで外貨で入金されたときの仕訳
ケース
オンラインでレッスンを行っているが、PayPalにドルで入金されることもある。
その時の仕訳はどうなるのか。
ドルを円に換算
①ドル建てのPaypal(ペイパル)の明細をCSVでダウンロードする
②ダウンロードしたドル建てのPaypal(ペイパル)明細を日本円へ計算(換算)する
③日本円に換算したPaypal(ペイパル)明細をfreee取込形式へ加工する
④freee取込形式へ加工した日本円のCSVデータをfreeeへ取り込む
⑤freeeへ取り込んだ日本円のCSVデータをfreeeで経理処理・仕訳を行う
上記サイトにかいてあるように、まずドルを円に換算してから仕訳をするのがいいようです。
為替レートは何を使えばいいのかというと、仲値(TTM)と呼ばれるもののようです。
電信売相場(TTS)と電信買相場(TTB)の仲値(つまりTTM)
https://office-kitahama.jp/blog/taxknowledge/gaikadatetorihiki.html
では、このTTMはどこに記載されているものを使えばよいのか?
どこの金融機関の為替レートを使ってもいいの?
メインの取引金融機関が公表している為替レートを用いるのが原則です。
https://office-kitahama.jp/blog/taxknowledge/gaikadatetorihiki.html
メインの取引金融機関が公表しているレートを使う。
これらのレートの為替相場を調べるのにお勧めなのは、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの為替相場です。
多種多様な通貨に対応しており、信頼性が高いと思います。
https://net-fukuoka.com/rate/
なるほど、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの為替相場がよいとのこと。
下記はそのページへのリンク。
http://www.murc-kawasesouba.jp/fx/past_3month.php
エクセルファイル形式でダウンロードできて使いやすい。
日毎と月平均がある。
上記の「表示」ボタンをクリックすると、ダウンロードされる。表示というのでブラウザに表示されるのかと思ったが違った。
ですから、このような場合、その月の1日から月末までを平均したレートを使ってその月の1日から月末までの売上取引を全ての日本円に換算することがおすすめです。
その月の1日から月末までを平均したレートを月中平均レート、アベレージレートと言います。
https://net-fukuoka.com/rate/
また、取引日毎にレートを見るのは大変なので、上記の説明のとおり月中平均レートを使うことにする。
ダウンロードしたファイルには月中平均レートが計算されているのですぐ使える。
また、換金したときに、小数点以下まででることがある。
そのときは、
上記の表に記載されている金額は、例えば米ドルであれば「1ドル = ○○円」、ユーロであれば「1ユーロ = ○○円」の、「○○円」の部分です。
従って、米ドル建ての取引の金額が、50ドルだった場合には、上記の表を使って、次のように換算します。50ドル × 110.99円(TTMを使用) = 5,549.5円 ⇒ 5,549円(円未満切捨て)
とあるので、円未満切り捨てにする。
預金口座に移動するとき
・まずドルに換金
私のPayPalには、円建てドル建てで残高が存在する。それぞれから銀行口座に移動してもいいが、私の場合は一度ドル建ての方を円に換金して、円建てに一本化して、銀行口座への移動を一回だけにしている。
その時にかかる手数料があるが、為替差損という勘定項目でいけるらしい。
○決算に際し、保有している上記外貨10,000ドルを決算時の為替相場(1ドル90円)
に円換算することとしました。
(借方)現 金 10,000円
/(貸方)為替差益 10,000円
換金時にマイナスとなった額が例えば300円だったとき
(預け金)300(為替差損)300
これで円に換金完了。
・預金口座に円を移動
移動したい円が10000円のとき。
(普通預金)10000 (預け金)10000
(振込手数料) 300 (預け金)300
2行目で預け金から振込手数料が引かれることを示す。
間違っていたらご教示ください。