30代からのロッククライミング

自分のやりたいことを問われて早10年。(30代からのロッククライミング、ウェイトトレーニング、ピアノ、海外旅行、仮想通貨自動売買ツール開発など)

肩を怪我しない方法

Tattoo
Tattoo / Reuver

他の記事「肩を耳より後ろに引く姿勢で、格段にうまくなる」でも書きましたが、クライミングをする時の基本姿勢になります。また、筋トレするときも同じ姿勢で行います。

肩をすくめない姿勢

例えば、鉄棒に手を伸ばしてぶら下がることをイメージしてください。普通にぶら下がる感じです。

その時、鉄棒を掴む手以外の力を全部抜くと、どうなるでしょうか。

両肩が上に引っ張られ、耳に近づくように持ち上げられます。要するに、肩をすくめた姿勢になります。

ぶら下がるときは、この姿勢になってはいけません。肩関節を痛めてしまうことになります。

肩をすくめないようにするために、肩甲骨あたりの背筋を使います。肩が完全に伸びきらないような姿勢を維持します。

必ず、背筋を使って肩を少し引っ張った状態にすることを忘れないようにします。

ケガ防止に

ライミング中に、急激な衝撃がかかるときがあります。

例えば、デッドでホールドを取りに行くとき、脚ブラで保持するとき、ランジで止める時、キャンパシングのとき。

このときに、肩をすくめた姿勢、肩がだらっと伸びきった姿勢だと、肩関節が伸びきったところに、直に力が加わってしまいます。

関節が伸びきったところに、力が加わると、関節のみで力を保持することなります。関節に負担がかかり、ケガにつながってしまいます。

そこで、必ず筋肉の力で補助してあげることが重要です。肩を下げる背筋を使って、肩関節に直に力が加わらないように、補助してあげます。

そうすることによって、関節が守られ、ケガ防止になるということです。