30代からのロッククライミング

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腰痛には金魚運動が効く

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ぎっくり腰になると腰を動かすのが怖くなる

先日ぎっくり腰に生まれて初めてなりました。先日と言っても、もう4カ月前にもなりますでしょうか。今もまだその影響で、日常生活に支障が出ている状態です。

朝起き上がるときには腰が痛く、這って起きるような状態です。また、少し長い時間座っていたり、車を運転したりすると、腰が痛く、坐骨神経痛がでて、腿部分が痛みます。

このような状態なので、日常生活において、腰を動かすこと、前かがみになったり、そらしたりする動きをするのが怖くなります。

これ以上悪化してしまうのではないか。これ以上長引くのはもう嫌だ。こんな不安でいっぱいです。

何カ月もずっと痛い

私の場合、本当に何カ月も痛いのです。なかなか完治には至りません。4カ月もたっています。今まで、4カ月もかかるようなケガをしたことがないので、非常につらいです。

このように長く、腰痛を抱えていると、一生この痛みを背負って生きていかなければならないのだろうか。とても不安になります。

腰が痛いと何をやるにもおっくう

また、腰という場所が痛いことによって、すべてのことにおっくうになります。腰は、日常生活でも、スポーツでも、かならず使われる重要な場所です。

「腰」という漢字を見てもわかります。「要」という字が入っていますね。「かなめ」なのです。ですから、全ての動きに関わる重要な部位なのです。

ライミングにも影響が出る

ライミングも腰を使います。体幹を使い、姿勢を保持します。ですので、腰部分をしっかりと固めることで腰を使います。

また、腰を曲げてホールドを保持することもあります。そのままの姿勢で維持しなければならない時もあります。

手に足などするときは、脚を高い位置に挙げます。そのときに、腰を大きく曲げることになると思います。私の今の状態で、手に足などできません。腰が痛くなりすぎるからです。

というように、クライミングの技の幅が格段に狭くなってしまいます。腰痛は本当に避けなければならないケガなのです。

姿勢をよくするだけではダメ

私自身、姿勢は悪いほうでした。ですので、姿勢を正せば腰痛は良くなっていくと思いっていました。

しかし、これだけ長引く腰痛を考えると、それ以外にも原因があるのではないかと思ったのです。

もちろん、姿勢を普段からよくすることによって、腰への負担を減らすことは重要ですが、それ以外にもやるべきことがあるのです。

骨盤をリセットする金魚運動が必要

金魚運動というのを聞いたことがあるでしょうか。私自身は、人から教えてもらうまで知りませんでした。

金魚運動というのは、地面に寝そべり、腰をくの字に曲げるように左右に腰を動かす運動です。

・まず、仰向けに地面に寝ます。 ・そのとき、かかとはくっつけた状態にして揃えます。 ・脚はまっすぐ伸ばします。 ・うでは頭の上の方に伸ばしてまっすぐにします。 ・そのとき、指の爪がすべて、地面についた状態にします。 ・うでの開きかたは、まっすぐから少し開いた状態にしてもよいと思います。 ・これが基本姿勢です。 ・そしたら、腰部分はかすかに左右に揺らしていきます。腰部分がくの字になるようにです。小刻みに動かします。

最初は難しいです。私も、初めてやったときは、腰を動かす感覚がわからなくて、ちゃんと動かせなかったです。でも、2、3度やっていると、だんだん感覚が養われていきます。いまでは、ちゃんと小刻みに腰を動かすことができるようになりました。皆さんも、安心してください。

また、うでの置き方では、別の方法もあります。上記の説明では、うではまっすぐ伸ばした状態で爪を地面につけて、ありましたが、左右の指を組んで、頭の後ろに置き、ちょうど手で枕を作ったような状態にして、金魚運動を行う方法もあります。そのときは、肘が地面から離れすぎないことに注意してください。

動かすことも大事

金魚運動をするようになって、すぐに効果が表れました。腰痛や、坐骨神経痛はすぐに完全には消えることはないですが、日常生活の動きが、少しスムーズにいくようになった気がしています。

前までは、ガチガチに固まっていた腰が、金魚運動の動きで、円滑に稼働するようになった気がするのです。

ですので、腰が痛いからと言って、動かさないことにフォーカスしすぎて、ガチガチにしてしまうのではなくて、金魚運動で少し動かしてあげることによって、良い効果も得られるのだと実感しました。

細かい動きで骨盤をリセット

この金魚運動では、骨盤をリセットできるそうです。左右にゆすることによって、骨盤があるべき自然な位置に矯正されるのでしょうか。理論はよくわかりませんが、体感ではそう思います。

日常の動きで骨盤に傾きが生じる

日常生活で酷使していくうちに、体にはいろんなゆがみが生じているんでしょうね。それを矯正する機会がない場合は、ゆがんだまんま、さらに腰などを酷使することになるので、大変だと思います。

毎日毎日、ゆがみを正してあげて、腰への負担を減らしていくことは重要なのだと思いますね。

肩甲骨あたりも伸ばすことができる

腰を左右にゆする運動で、連動して肩甲骨あたりも伸ばされる気がします。ですので、金魚運動では、腰から背中にかけての、すべての筋肉や、骨格に良い影響を与えることができるのだと推測します。

腰を酷使する職場で行われているところがある

この金魚運動は、最近人づてで聞きました。腰を酷使する職場の人で、幼稚園の先生です。幼稚園の先生は、腰をかかめることが多いのでしょうね。園児の伸長は低いですから。

その幼稚園では、毎日決まった時間に音楽に合わせて、その運動を先生がそろって行うそうです。

その方は、その金魚運動をするようになってから、腰痛がなくなったとおっしゃっていました。

ぜひお試しください。

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