トレーニング強度の加減
surrey-uni-climbing-17 / ShedBOy^
ジムに行くと、うまい人がいっぱいいる。ビシっと止まる様をみて、「保持力すげー!」「うらやましー!」と何度思ったことでしょうか。しまいには、「チキショー!」ですよ。。
こんな思いになると、もっともっとトレーニングしたい。「無理してきつめのキャンパしてみようか」「片手ロックオフで重り背負って保持力も鍛えよう」とか思いますね。
強度を上げたい
クライミングは、ストレングスのスポーツです。ストレングスがなければムーブを解決することができません。持久力があっても何も解決しないのです。
そこで、ストレングスを上げたいと思うのが普通です。強度を上げれば上げるほど、ストレングスは向上します。
筋肉に対する刺激の大きさに対して、筋力も適応するのでその通りですよね。
ですからトレーニング強度を上げたいと思います。
ケガが怖い
ですが、強度を1つ飛ばし2つ飛ばしで一気に上げてしまうと、靭帯や腱、腱鞘などを先に痛めてしまいます。ケガです。
これが一番厄介なのですが、情熱のある私たちはやってしまいがちなんですよね。
でもケガをしてしまうと、最悪何カ月もの時間のロスになってしまいます。これが一番避けたいことです。
ですので、ケガをしない範囲の最大強度を選びましょうという話です。
強度は1つ上のグレードぐらい
強度は上げても1つ上のグレードぐらいが良いと思います。1つ上のグレードで1段階上のストレングスをしっかり鍛えましょう。1つ飛ばして、もう一つ上のグレードとかを無理してやっても、ケガをしてしまいます。
時間は1時間ぐらい
強度は決まりましたが、そのトレーニングをする時間も考えたほうが良いです。 他の記事でも書きましたが1時間程度がおすすめと思います。
1時間あれば、12回ほど負荷をかけることができます。
少しでも違和感を感じたら
しかしながら、疲労は蓄積するものです。連日登ってしまったり、体の部位に違和感や痛みがあった場合、その強度をかける時間を少なくしたり、軽い負荷でのトレーニングに移行する勇気も必要です。
合言葉は、「ケガをしないぎりぎりの強度でトレーニング」です。