【第1弾】白石阿島(しらいし・あしま) vs. Alex Puccio(アレックス・パッチシオ) GIFでムーブを比較してみた
白石阿島とアレックス・パッチシオのムーブを比較していこうと思います。
白石阿島
出典:白石阿島の筋肉が凄い!腹筋や握力は?天才クライマーの両親や国籍は? | スポハピ.com
白石 阿島(しらいし あしま)
誕生日:2001年4月3日
身長:155cm
生まれ:アメリカ合衆国 ニューヨーク
日本人女性。
アレックス・パッチシオ
Alex Puccio(アレックス・パッチシオ)
誕生日:1989年6月15日
身長:157 cm
体重: 57 kg
ムーブ1比較
アレックスさんです。
ランジして、しっかり足で揺れを抑えてから、その後、右手でマッチしています。
阿島さんは、ランジで左手でホールドをとった後、左手を少し左にずらして、右手でマッチしています。
体重の軽さがなせる業なのでしょうか。左うでだけで体をひょいと浮かせるのはパワーがいると思いますね。
しかし、よく見てみます。
ランジで左に体が揺れた反動を利用して、左手をずらしているのです。ランジ後、左上に体の重心が揺れます。その左上への遠心力をそのまま利用しています。一瞬体が軽くなるその瞬間を見逃さない絶妙なムーブですね。
そのおかげですぐにマッチすることができ、左手の負荷を軽減することができているように見えます。
アレックスさんの場合は、ランジ後に左腕で揺れが戻ってくるまで耐えています。その間は左手に負荷がかかりっぱなしで疲労してしまいます。
白石さんのように、ダイナミックな動きのなかの一瞬の重心移動を見逃さず利用することによって、いち早くホールドをマッチすることで、片手にかかる負荷を軽減することができていました。
ムーブ2比較
正対ムーブになっています。
こちらは側対ですね。
どちらが壁に腰の位置を近づけられているかといったら、阿島さんですね。これによって、体重をフットホールドに分散することができています。
また右うでの伸びを見てみます。
アレックスさんは引き付けていて力が入っています。それに対し、阿島さんは伸びています。
腰はなるべく壁に近づくようにし、うではなるべく伸ばした状態で、力を温存しながら登るほうが、スタミナ的にもよいのかなと思いました。
学んだこと
・ダイナミックなムーブなどで体が振られるときの重心の移動すらも利用する!
・体重を脚に分散することができる側対をなるべく使うように心がける。
・腰は壁になるべく近づける。
・なるべく、うでは伸ばして登る。
第2弾もどうぞ
参考サイト: