30代からのロッククライミング

自分のやりたいことを問われて早10年。(30代からのロッククライミング、ウェイトトレーニング、ピアノ、海外旅行、仮想通貨自動売買ツール開発など)

PayPalへの入金の仕訳方法

ケース

オンラインでレッスンを提供している。

個人契約の場合、レッスン料4回分をPayPalで先払いしてもらっている。

 

時々、1回目のレッスンの提供後に、4回分が支払われることもある。

仕訳では、1回目はレッスン後の後払いで、2~4回目分を先払いというような形。

 

レッスン前に入金があったとき

前受金とは、「将来的に売上高となるべきお金を事前に受領したとき」に使用する https://www.sumoviva.jp/trend-tips/20190123_1658.html

 ということなので、前受金という勘定項目を使う。

 

PayPalへの入金の勘定科目は?

ペイパルは金融機関ではないので預け金が適切だと思います。
前払費用でも特に差し支えはありませんが換価性もありますので預け金ですかね。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14148886644

レッスン前にPayPalへの入金があったとき

(預け金)XX (前受金)XX

というようになる。

 

入金後の1回目のレッスンが終わったとき

(前受金)XX (売上高)XX

「前受金を売上に計上する」という仕訳を行う。

レッスン2回目以降も同じ仕訳。

 

PayPalから銀行口座に移動したとき

普通預金)XX     (預け金)XX

(振込手数料) XX (預け金) XX

1行目:預け金→普通預金、に計上されたという仕訳。

2行目:1行目の処理の時に、預け金→振込手数料、に計上されたという仕訳。

 

PayPalへの入金時に手数料が差し引かれるとき

(預け金) XX     (前受金) XX

(支払手数料) XX (預け金) XX

1行目:前受金→預け金(PayPal口座)、に計上されたという仕訳。

2行目:1行目の処理の時に、預け金(PayPal口座)→支払手数料、に計上されたという仕訳。

 

1回目のレッスンの後に支払いがあった場合

このケース

時々、1回目のレッスンの提供後に、4回分が支払われることもある。

仕訳では、1回目はレッスン後の後払いで、2~4回目分を先払いというような形。

 

・1回目レッスンが行われ、4回分料金がPayPalに振り込まれたとき

(預け金) ‭2500        (売上) ‭2500‬

(預け金) 7500     (前受金) 7500

(支払手数料) 100 (預け金) 100

 

・2~4回目レッスンが行われたとき

(前受金) ‭2500‬        (売上) ‭2500‬

(前受金) 2500        (売上) ‭2500‬

(前受金) 2500‬‬        (売上) ‭2500‬

 

月謝制で処理する

ここまではレッスン1回ごとに処理する方法で考えてきたが、月謝制ということでも処理できるみたいです。

その方が簡単なので、ここからは4回分を月謝制として1回にまとめて支払われたと仕訳しようと思います。

教室の収入は、毎月一定額の料金を受け取る「月謝制」が一般的で、その月分の支払いを受けたときに収入にあげれば大丈夫です。 https://www.sumoviva.jp/trend-tips/20170922_1392.html

 

また、レッスンが開催されたという経理処理はいらないようだ。下記の例を参考にした。

(仕訳例)

11回分チケットを30,000円で販売した
現   金 30,000 / 売   上 30,000
チケット1回分が使用された
経理処理なし)

https://www.sumoviva.jp/trend-tips/20170922_1392.html

なので、前受金→売上、に計上する仕訳を省く。

 

・レッスン月謝(4回分)が支払われたとき

(レッスン月謝が10000円だとすると)

(預け金) 10000    (売上) 10000

(支払手数料) 100 (預け金) 100

 

・レッスン月謝を普通預金口座に移動したとき

普通預金)9900 (預け金)9900

(振込手数料) 200 (預け金) 200

 

 

間違えがあればご指摘ください。